「クーラーボックスを買うならどこがいい?ホームセンター?アウトドアショップ?それとも通販?」
キャンプやBBQ、運動会、釣りなどでクーラーボックスが必要になったとき、こんな疑問を持つ方は多いと思います。
お店ごとに価格帯も品揃えも違うので、なんとなくで選んでしまうと
「もう少し大きいサイズにしておけばよかった…」「思ったより保冷力が足りなかった…」と感じることもあります。
この記事では、クーラーボックスを買うならどこが自分に合っているのかを、
ホームセンター・アウトドアショップ・家電量販店・ディスカウントストア・通販などを比較しながら、
用途別の選び方とあわせてわかりやすく紹介していきます。
結論|クーラーボックスを買うならどこ?用途・予算・重視ポイントで選ぼう
はじめにざっくり結論をまとめると、次のようなイメージになります。
- まず実物を見て選びたい初心者
→ ホームセンター・アウトドアショップがおすすめ - 価格をしっかり比較して選びたい人
→ 通販サイト(ECモールやホームセンターの公式通販)との価格比較を活用 - 高い保冷力やブランド性を重視したい人
→ アウトドアショップや専門性の高い通販サイトも候補に - 日常の買い物や短時間のお出かけ用のソフトクーラーが欲しい人
→ ホームセンター・バラエティショップ・一部100円ショップなどで手軽に
どこで買うかだけでなく、「何に使うか」「何人で使うか」「どれくらいの時間使うか」も大切なポイントです。
このあと、購入場所ごとの特徴と、クーラーボックス自体の選び方を詳しく見ていきましょう。
クーラーボックスを買う主な場所と特徴
クーラーボックスは、意外とさまざまな場所で販売されています。
ここでは、代表的な購入場所ごとの特徴を整理していきます。
ホームセンターでクーラーボックスを買う場合
カインズ・コメリ・コーナン・ビバホーム・DCMなどのホームセンターでは、
アウトドアシーズンになるとクーラーボックス売り場が大きくなることが多いです。
ホームセンターの特徴は次の通りです。
- 手頃な価格帯の商品が多く、ファミリー向けサイズも見つけやすい
- ハードタイプ・ソフトタイプの両方を置いている店舗が多い
- 保冷剤・紙皿・BBQグッズなども一緒にそろえやすい
一方で、同じチェーンでも店舗によって在庫や品揃えが違うことがあります。
「このメーカーのこのモデルが欲しい」と決めている場合は、店舗在庫や通販サイトで事前に確認しておくと安心です。
アウトドアショップ・スポーツ用品店で買う場合
アウトドアショップやスポーツ用品店では、キャンプブランドのクーラーボックスや、
釣り向けのクーラーボックスなど、用途に特化したアイテムを扱っていることが多いです。
- キャンプブランド・アウトドアブランドのクーラーボックスがそろいやすい
- 店員さんに用途を伝えて、保冷力や容量、使い勝手について相談しやすい
- 展示品を見ながら、フタの開けやすさ・持ち手・キャスターなども確認できる
価格帯はホームセンターよりやや高めのこともありますが、
性能や耐久性を重視したい人・長く使えるものを選びたい人にとって、心強い選択肢となります。
家電量販店や大型スーパーで買う場合
家電量販店や一部の大型スーパーでも、夏場を中心にクーラーボックスを取り扱っていることがあります。
アウトドアコーナーや季節商品の売り場に並ぶことが多いです。
- ほかの家電・アウトドア用品を見ながら一緒に選べる
- ポイント還元やセールを利用しやすい
- コンパクトなものからファミリー向けまで、基本的なラインナップがそろっていることが多い
ただし、取り扱いの有無や種類は店舗により差があるため、
「ついで買い」感覚で覗いてみる場所として考えるとよいかもしれません。
ディスカウントストア・会員制倉庫店で買う場合
ディスカウントストアや会員制倉庫店では、
大容量タイプやオリジナルブランドのクーラーボックスが並ぶことがあります。
- 大人数BBQやイベント向けの大きめサイズが見つかることもある
- タイミングによっては、価格を抑えた掘り出し物に出会える可能性もある
一方で、シーズンごと・仕入れ状況ごとにラインナップが変わりやすいため、
「次に来たときには同じ商品がない」というケースも考えられます。
気に入ったものがあれば、その場で購入するかどうか判断する必要があります。
ネット通販(ECモール・公式通販サイト)で買う場合
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのECモール、
ホームセンターやアウトドアブランドの公式通販サイトなど、通販での選択肢もとても豊富です。
- 容量・サイズ・価格・レビューなどを比較しながら選びやすい
- カラー展開やモデル数が多く、店舗にはない商品も見つかることがある
- 自宅まで届けてもらえるので、大型クーラーボックスでも持ち運びの負担が少ない
注意点としては、実物の大きさや質感がイメージしづらいことです。
寸法や容量、写真だけで判断せず、サイズをメジャーで確認したり、車のラゲッジスペースの寸法を測ってから選ぶと、失敗しにくくなります。
100円ショップやバラエティショップのソフトクーラーを選ぶ場合
100円ショップやバラエティショップにも、
ソフトクーラーや保冷バッグが並んでいることがあります。
日常の買い物や短時間のお出かけ用に、手軽に試したいときに便利です。
- 価格が抑えられていて、まずはお試しで使ってみたいときに選びやすい
- お弁当用・ペットボトル数本用など、小さいサイズも豊富
ただし、長時間のキャンプや炎天下でのBBQ・釣りなどには保冷力が物足りない場合もあります。
あくまで短時間のレジャーや、メインのクーラーボックスのサブ用として考えると、ちょうどよいイメージです。
どこで買うか決める前に|クーラーボックスの基本的な選び方
「クーラーボックスを買うならどこ?」と同時に、
「どんなクーラーボックスを選ぶか」もとても大切です。
ここでは、購入場所に関係なく共通する基本の選び方を整理します。
使うシーンで考える|キャンプ・BBQ・釣り・運動会・車中泊など
まずは、どんな場面で使うことが多そうかをイメージしてみましょう。
- 日帰りBBQ・ピクニック・運動会
→ 飲み物と軽い食材が入る中型サイズ(20〜30L前後)が候補になりやすい - 1泊以上のファミリーキャンプ
→ 食材・飲み物・保冷剤をしっかり入れられる30〜50L前後のサイズがよく検討されます - 釣り・海水浴など保冷力重視のシーン
→ ハードタイプのクーラーボックスで、保冷力やフタの閉まり具合を重視 - 車中泊や防災用も兼ねたい場合
→ 車に積みやすい形状・自宅で保管しやすいサイズかどうかもポイント
頻度やシーンがぼんやりしている場合は、
「とりあえず日帰りのBBQやキャンプに困らない中型サイズ」から始めてみて、
足りなければ後からサブのソフトクーラーを足す、という考え方もあります。
容量(サイズ)の目安を人数・泊数で考える
クーラーボックスの容量は「L(リットル)」で表示されますが、
イメージしづらいときは人数やペットボトルの本数で考えるとわかりやすくなります。
- ソロ(日帰り)なら:10〜20L前後を目安に検討されることが多い
- 2〜3人の日帰り:20〜30L前後
- 4人前後のファミリーキャンプ:30〜50L前後
- 大人数・連泊キャンプ:50L以上も候補に
容量が大きくなるほどたくさん入りますが、そのぶん重さも増え、車への積み込みや持ち運びが大変になります。
「車からサイトまでの距離」や「階段の有無」などもイメージしながら選ぶと、より使いやすいサイズを決めやすくなります。
ハードクーラーとソフトクーラーの違いをおさえよう
クーラーボックスは大きく分けて、ハードタイプとソフトタイプ(クーラーバッグ)があります。
| タイプ | 主な特徴 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| ハードクーラー | 断熱材がしっかりしていて保冷力が高いものが多い。頑丈でスタッキングしやすい。 | キャンプ・BBQ・釣り・連泊・炎天下での使用 |
| ソフトクーラー | 軽くて折りたためるので収納しやすい。普段の買い物や短時間のレジャーに使いやすい。 | ピクニック・運動会・日常の買い物・メインクーラーのサブ用 |
長時間しっかり冷やしたいならハードタイプ、気軽に使いたいならソフトタイプというイメージで考えると、選びやすくなります。
どちらか一方ではなく、メインはハードクーラー+サブでソフトクーラーという組み合わせもよく選ばれています。
保冷力の目安とチェックしたいポイント
クーラーボックスを選ぶとき、保冷力はとても気になるポイントです。
保冷力の表示はメーカーや商品によって異なりますが、チェックしておきたいポイントは次の通りです。
- 断熱材の種類(発泡スチロール・発泡ウレタンなど)
- フタの密閉性(しっかり閉まる構造か、パッキンがあるか など)
- 水抜き栓の有無(氷が溶けた水を抜きやすいか)
- 内側の形状(保冷剤を入れやすいか、掃除しやすいか)
「○時間保冷」といった表記は、一定条件での目安として記載されていることが多く、
実際の使用環境(気温・直射日光・開け閉めの回数など)によって変わります。
保冷剤を多めに入れる・日陰に置く・フタをこまめに開け閉めしないなどの工夫も大切です。
持ち運びやすさ・収納のしやすさも要チェック
容量や保冷力だけで選ぶと、
「重くて運ぶのが大変」「車には入るけれど家で置き場所に困る」と感じることもあります。
- キャスター付きなら、駐車場からサイトまでの移動が楽になる
- サイドハンドル付きなら、2人で持ち上げやすい
- ソフトクーラーは使わないときに折りたためて、省スペースで収納しやすい
クーラーボックスを買うならどこで買う場合でも、
「持てる重さか」「家でどこに置くか」「車のどこに積むか」を一緒に考えておくと、
使い勝手の良い1台を選びやすくなります。
購入場所別|クーラーボックスのメリット・デメリット比較
ここまでの内容をもとに、主な購入場所の特徴を表にまとめてみます。
| 購入場所 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| ホームセンター | 価格が手頃なものが多い/シーズン時は品揃えが豊富/保冷剤やBBQ用品も一緒に揃う | 店舗ごとに在庫・取り扱いメーカーに差がある |
| アウトドアショップ・スポーツ用品店 | ブランド品や高性能モデルが選びやすい/スタッフに相談しながら選べる | 価格帯がやや高めになることがある |
| 家電量販店・大型スーパー | ほかの買い物と一緒に見られる/ポイント還元などが期待できる | 店舗によっては種類が少ないこともある |
| ディスカウントストア・倉庫店 | 大容量タイプやオリジナル商品に出会える可能性/価格が抑えられている場合もある | ラインナップが時期によって変わりやすい |
| 通販サイト(ECモール・公式通販) | 品揃えが非常に豊富/サイズ・価格・レビューを比較しやすい/大型でも自宅に届く | 実物のサイズ感・質感がわかりにくい/送料や納期の確認が必要 |
「どこが一番いい」というより、自分の重視ポイントに合う場所を選ぶことが大切です。
実物を見て決めたいなら店舗、種類からじっくり選びたいなら通販といった形で組み合わせるのもおすすめです。
クーラーボックスを安く・お得に買うコツ
セール・シーズンオフを上手に活用する
クーラーボックスは春〜夏に需要が高まりやすく、
この時期にあわせてセールを行うショップもあります。
また、秋以降にはシーズンオフの在庫処分セールが行われるケースもあります。
ただし、セール時期や割引率はショップや年によって変わるため、
「必ず○月が一番安い」とは言い切れません。
気になるショップがあれば、こまめにチェックしておくと良さそうです。
店舗と通販の価格を比較してみる
クーラーボックスを買うならどこで買うか迷ったときは、
実店舗の価格と通販の価格を見比べてみるのもひとつの方法です。
- ホームセンターの店頭価格と公式通販サイト・ECモールの価格をチェック
- 送料込みのトータル金額で比較する
- 同じモデルでポイント還元率が違う場合もあるので、トータルでお得な方を選ぶ
ポイント還元やクーポンを活用する
通販サイトや家電量販店では、
ポイントアップデーやクーポン配布が行われることがあります。
こうしたキャンペーンを組み合わせることで、実質的な負担額を抑えられる場合もあります。
型落ちモデルやアウトレットも候補に入れる
モデルチェンジのタイミングなどで、
型落ちモデルが割引価格になっているケースもあります。
最新モデルにこだわらない場合は、こうした商品も選択肢に入れると、
予算内でワンランク上のクーラーボックスを検討しやすくなります。
用途別|クーラーボックスの選び方とおすすめの買い方イメージ
ファミリーキャンプ・BBQ用に1台買うなら
4人前後の家族でキャンプやBBQを楽しむ場合、
30〜50L前後のハードクーラーをメインに考える人が多いです。
買い方の一例としては、
- ホームセンターでサイズ感や使い勝手をチェック
- 気に入ったサイズ・形のクーラーボックスをメモしておく
- 通販サイトで価格やカラー展開を比較してから購入
という流れにすると、実物確認と価格比較の両方がしやすくなります。
運動会・ピクニック・デイレジャーが中心なら
子どもの運動会や公園でのピクニックなど、日帰り中心であれば、
中型のハードクーラー+ソフトクーラー(クーラーバッグ)という組み合わせも便利です。
- 飲み物や氷など重たいものはハードクーラーに
- お弁当やおやつはソフトクーラーに分けて持ち運ぶ
ハードクーラーはホームセンターやアウトドアショップで、
ソフトクーラーはバラエティショップや通販なども含めて探すと、
それぞれ使いやすいものを見つけやすくなります。
釣り・海水浴など保冷力重視のシーンなら
釣った魚を持ち帰る場合や、炎天下で長時間過ごす海水浴などでは、
保冷力の高いハードクーラーが心強い存在です。
- アウトドアショップや釣具店で専門的なモデルをチェック
- スペックや容量を確認してから、通販サイトで価格比較
クーラーボックスの底に氷を入れ、その上に食材や魚を置くなど、
使い方の工夫もあわせて検討しておくと、より安心して出かけられます。
車中泊や防災用も兼ねたい場合
車中泊や非常時の飲み物・食材の一時保管にも使いたい場合は、
車内に収まりやすい形状かどうかも重要です。
- 車のラゲッジスペースの高さ・幅・奥行をあらかじめ測っておく
- 自宅で保管するときの置き場所をイメージしておく
「防災用」として考える場合でも、
キャンプやBBQで普段から使って慣れておくことで、
いざというときにも扱いやすくなります。
クーラーボックスを買うときによくある質問
Q. クーラーボックスはホームセンターで買えばじゅうぶん?
ホームセンターのクーラーボックスでも、
日帰りレジャーやライトなキャンプなど、さまざまな場面で役立つ商品が多く販売されています。
一方で、より高い保冷力やブランド性を求める場合は、
アウトドアショップや専門性の高い通販サイトのラインナップもチェックしてみると選択肢が広がります。
Q. ネット通販で買うと失敗しやすいポイントは?
実物を見られない分、サイズ感のギャップが起こりやすい傾向があります。
「想像より大きかった・小さかった」ということにならないよう、
容量だけでなく、外寸・内寸の記載を確認し、家の収納場所や車のスペースに収まるかどうかも一緒にチェックするのがおすすめです。
Q. ハードクーラーとソフトクーラー、どちらを先に買うべき?
キャンプやBBQなどでしっかり冷やしておきたい食材が多いなら、
まずはハードクーラーをメインとして検討されることが多いです。
一方で、日常の買い物やピクニック程度であれば、
ソフトクーラーから始めるという考え方もあります。
どちらか一方ではなく、生活スタイルに合わせて組み合わせていくイメージで考えると、長く使いやすくなります。
Q. どのくらいの価格帯を目安にすればいい?
価格帯は容量やブランド、機能によって大きく変わります。
手頃な価格のものから、高機能なモデルまで幅広く販売されているため、
「どのくらいの頻度で使うか」「何年くらい使いたいか」を意識しながら、予算を決めていくのがおすすめです。
具体的な価格はショップや時期によって変わるため、最新の情報は各サイトで確認してください。
まとめ|自分に合った「買う場所」と「クーラーボックスのタイプ」を選ぼう
クーラーボックスを買うならどこが良いかは、
「どんなシーンで使うのか」「どんな使い勝手を求めるのか」によって変わってきます。
- 実物を見ながら選びたいなら、ホームセンターやアウトドアショップ
- 価格や種類をじっくり比較したいなら、通販サイト
- 大容量やオリジナル商品を探したいなら、ディスカウントストアや倉庫店
- 日常使いのソフトクーラーなら、バラエティショップや一部100円ショップも候補
そして、どこで買うかと同じくらい大切なのが、
「自分の使い方に合った容量・タイプ・保冷力」を選ぶことです。
少しだけイメージをふくらませて選ぶことで、
キャンプやBBQ、レジャーがもっと快適で楽しい時間になるはずです。
なお、本記事の内容はあくまで一つの考え方・目安です。
実際にクーラーボックスを選ぶ際は、各ショップやメーカーの情報もあわせて確認し、
ご自身の判断で納得できる選択をしていただければと思います。

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