「ハムスターをお迎えしたいけど、どこで買うのが安心?」「ペットショップとホームセンターって何がちがうの?」「里親や譲渡も気になる」という人向けの記事です。
2025年時点でも、日本でハムスターを迎える主なルートは①ペットショップ、②ホームセンター・量販店、③ブリーダー・専門で繁殖している人、④保護団体・里親募集サイト・譲渡会の4つです。どれにも良さがあり、一方を強く否定する必要はありません。大事なのは「どのくらい説明を聞きたいか」「近くに清潔な店舗や団体があるか」「初期費用をどこまで用意できるか」です。
この記事では、この4つをわかりやすく比べつつ、どのルートでも共通して見ておきたい「健康チェック」や「お迎え後の注意点」もまとめます。動物愛護管理法で飼い主に求められている「適切な飼養」「最後まで飼うこと」にもふれておきます。
結論:ハムスターを買うならどこがいい?目的で選べばOK
最初にざっくり答えを書くと、次のようになります。
| 買い方 | 向いている人 | ポイント |
|---|---|---|
| ペットショップ | はじめて飼う・店員さんに聞きたい・その日に連れて帰りたい | 清潔さと説明のていねいさを重視。人気のジャンガリアンやゴールデンを選びやすい。 |
| ホームセンター | 家の近くで買いたい・飼育用品もまとめて買いたい・価格をおさえたい | 生体コーナーの温度・掃除・エサ水の状態を自分でも確認してからにする。 |
| ブリーダー | 色・性格・親ハムの情報まで知りたい・じっくり選びたい | 事前連絡で見学。動物取扱業の表示があるかを確認。 |
| 里親・譲渡 | 保護された子を迎えたい・初期費用をおさえたい・社会的に意味のある迎え方をしたい | 譲渡条件があるので、家族や住環境を先に整えておく。最新の募集ページを確認。 |
どのルートも「これだけが正解」とは言い切れません。住んでいる地域や経験値によって良い方法が変わるからです。このあとで1つずつ深掘りしていきます。
ハムスターを買う前に知っておきたいこと
ハムスターは小さくてかわいいので、つい「見つけたから買おう」と思いやすい動物です。ですが実際は、温度管理・広めのケージ・床材・回し車・巣箱・給水器・フードなど、最初にそろえるものが意外と多いです。お迎え前に家を整えておくと、ハムスターのストレスを減らせます。
また、ハムスターは夜に動きやすい「夜行性寄り」です。人が寝る時間にガラガラと回し車を回すので、寝室に置くなら静音タイプにする、置き場所をリビングにするなど、家族で話し合っておきましょう。
2025年時点でも、動物を販売・繁殖する側には動物愛護管理法のルールが求められています。犬猫ほどニュースにならなくても、許可を取っているところ・飼育環境がきれいなところから迎えるという考え方は小動物でも大切です。
ペットショップでハムスターを買う場合
もっともイメージしやすく、初めての人が選びやすいのがペットショップです。スタッフがいて、ハムスターの状態をその場で見られるので安心感があります。
チェックしたいポイントは次のとおりです。
- ケージやケースが清潔か(トイレの汚れが放置されていないか)
- 水・エサが切れていないか
- 目や鼻がきれいで、おしりが濡れていないか
- ほかのハムスターとケンカして傷がないか
これらを質問したときに、ていねいに答えてくれるお店は、日ごろから管理に気をつけていることが多いです。説明があいまいなときや、ハムスターの様子を見せてもらえないときは、別の日にするか、別店舗を検討してもよいでしょう。
大手チェーンのペットショップの場合、飼育用品も同じ店で買えるので「今日そろえて今日連れて帰る」がしやすいです。人気のジャンガリアン、ゴールデン、ロボロフスキーなど、種類を見比べてから決めたい人にも向いています。
ハムスターは夕方~夜のほうが活動的なので、元気な様子を見て決めたい人は、その時間帯に行くのも1つのコツです。
ホームセンター・量販店でハムスターを買う場合
カインズ・コーナン・コメリ・DCMなどのホームセンターや、イオンなどの量販店でも、小動物コーナーでハムスターを販売していることがあります。日用品を買うついでに見られるので、とても身近なルートです。
このルートの一番のメリットは、ハムスターと一緒にケージ・床材・回し車・給水ボトルなどをまとめて買えることです。「あとで買い足す」が少なくなり、初心者でもスタートしやすくなります。
一方で、ホームセンターは店舗数が非常に多く、ペットコーナーの温度管理や掃除の頻度が店舗によって違います。次の点は、飼い主側でもチェックしておくと安全です。
- ペットコーナーが暑すぎない・寒すぎない
- ケージが極端に汚れていない
- 「この子が食べているフード」「お迎え後の注意」などの掲示がある
もし気になる点があったら、その日は買わずに「今日は様子を見ます」としてOKです。ハムスターは体が小さいぶん、環境の影響を受けやすいので、良い状態の子を選んであげましょう。
ブリーダー・専門で繁殖している人から迎える場合
色や毛の長さ、性格の傾向などをこだわって選びたい人は、ハムスターを専門に繁殖している人・ブリーダーから迎えるという方法もあります。SNSやホームページで募集していることが多いので、最新の掲載をチェックしてみてください。
この方法の良いところは、親ハムや飼育環境を見せてもらえることが多い点です。「どんな床材で育ってきたか」「どんなフードを食べているか」がわかるので、迎えたあとのごはんをスムーズに用意できます。
ただし、個人とのやりとりになることもあり、受け渡し場所や時間を調整する必要があります。動物取扱業の登録の有無や、飼育環境が清潔かどうかは、かならず自分の目でも確認してください。少しでも不安があれば、無理をせず別のルートに切り替えて大丈夫です。
価格はお店より高いこともあれば、同じくらいのこともあります。人によって条件が違うので、金額・譲渡条件・輸送方法などはその都度最新の説明を受けるようにしてください。
里親・保護団体・譲渡会から迎える場合
最近は、ハムスターを保護して新しい家族を探している団体や、個人の里親募集サイトも増えています。「一度家族がいた子に、もう一回あたたかい家を」という考えに共感する人には、とても意味のある迎え方です。
このルートでは、次のような条件が提示されることがあります。
- 温度管理ができる部屋で飼うこと
- ケージや回し車など必要な用品を用意できること
- 家族全員の同意があること
- 譲渡契約書にサインすること
これは「厳しくしたいから」ではなく、「せっかく保護されたハムスターが、また困らないようにするため」の確認です。条件に合わなければ、準備を整えてからもう一度申し込むか、ペットショップなど別の方法を選べばOKです。
自治体の動物愛護センターでも、小動物の譲渡が出ることがありますが、数はあまり多くないため、その時期によっては「該当なし」のこともあります。最新の情報は自治体サイトを確認してください。
価格相場と一緒に準備したいもの
ハムスターそのものの価格は、購入先・種類・月齢・地域によって変わります。ここでは断定はせず、目安の考え方だけ書きます。
多くの場合、本体よりも飼育用品のほうが合計すると高くなると思っておくと計画が立てやすいです。最低限そろえたいのは次のとおりです。
- 広めのケージ(衣装ケースなどではなく、通気と安全が確保できるもの)
- 床材・トイレ砂
- 回し車(静音タイプだと夜でも安心)
- 給水ボトル・エサ入れ
- 巣箱・隠れられる場所
- 冬や夏の温度対策グッズ
これらを一気に買うと、それなりの金額になります。ですので「ハムスターだけ先に買って、ケージはあとで…」よりも、先に用品を用意しておいてからお迎えしたほうが、ハムスターにとっても安心です。
健康なハムスターを見分けるチェックリスト
どのルートで迎えるにしても、ここを見ておくと失敗しにくくなります。
- 目がぱっちりしていて、目やにが出ていない
- 鼻水が出ていない
- おしりが濡れていない(下痢していない)
- 毛並みがつやっとしていて、ハゲている部分がない
- ケージ内でよく動いている(時間帯によっては寝ているので、しばらく様子を見る)
少しでも気になるところがあれば、その日に連れて帰るのはやめておきましょう。体調を崩した子をお迎えすると、飼い主の心配も増えてしまいますし、すぐに動物病院に行く必要が出ることもあります。小動物を診られる病院が近くにあるかも、あわせて調べておくと安心です。
まとめ:通いやすくて質問しやすい場所を選ぶのがいちばんやさしい
「ハムスターを買うならどこ?」に対しては、あなたが住んでいる地域で、清潔で、説明をしてくれて、あとから相談に行ける場所を選ぶのが、最終的にいちばんやさしい選び方です。
ペットショップでも、ホームセンターでも、ブリーダーでも、里親でも、きちんと管理されていればどれも正しい迎え方です。逆に、どんなに「この方法がベスト」と言われているやり方でも、現場の状態が良くなければ、その日は見送る判断をしてかまいません。
お迎え後に不安があれば、できるだけ早く販売店・譲渡元・小動物を診られる動物病院に相談してください。

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